【新築RC造住宅 名古屋市内】新築住宅診断事例
地中梁部分の配筋の被り厚さが足りていません。
写真右側合板との被り厚さが2センチ足らずです。
この部分の被り厚さは、一般的には4センチ必要です。
もう一点指摘すべきポイントがありました。
鉄筋と鉄筋とをつなぐ結束線が、写真右側合板に向かって伸びています。
これは完成後、将来的に「水みち」になってしまう可能性があります。
この場合は、結束線は鉄筋側に向けるほうがベターです。
RC造だから頑丈ではないのです。
適切な方法で施工されているかどうかがポイントです。
適切な方法の施工によってはじめて、RC造の特長である強度が長期間保たれます。