
大手ハウスメーカーの住宅といえども、建築現場で実際に現場で手を動かすのは「地域の下請け職人さん」です。
以下の点が気になる場合は、「安心して住むためのインスペクション」をされることをお勧めします。
工場生産率が高いと言われるプレハブ住宅でも、基礎工事、組み立て、内装仕上げは現場での手作業です。職人さんの腕や当日の天候、現場監督の多忙さによって、品質にバラつきが出る可能性があります。
メーカーの社内検査は「工程管理(スケジュール通りか)」が主目的になりがちです。また、自社のミスを自社で指摘しにくい「利益相反」の側面があります。利害関係のない第三者の目は、純粋な品質確保のために機能します。
建築確認などの公的検査は「法律違反がないか」の最低限のチェックであり、「住み心地」や「仕上げの美しさ」は対象外です。「安心して住むためのインスペクション」は、生活に直結する施工品質を確認します。
素人が直接施工不良を指摘すると、感情的なトラブルになりがちです。プロのインスペクターが「技術的な根拠」に基づいて指摘することで、冷静かつ建設的な修正依頼が可能になります。
「あの時見ておけばよかった」という心理的なしこりは、家に住み続ける限り消えません。費用は掛かりますが、数千万円の買い物に対する「安心料(保険)」と考えれば、決して高くはありません。
伝え方次第で、むしろ「強力なパートナー」として歓迎されます。
これが最も多いご心配ですが、実は「プロが入ることで現場がスムーズになる」ことも多いのです。
もちろん「あら探しをしてやろう」という態度では警戒されます。しかし、私たちの「安心して住むためのインスペクション」は、「お施主様が良い家を受け取るために、協力して品質を確認する」というスタンスで現場に入ります。
感情論ではなく、建築基準法や標準施工手引書に基づいた「客観的な事実」だけで話をするため、現場監督や職人さんにとっても、自分たちでは気づかなかったミスを修正できる良い機会になります。
【Point】依頼時は「メーカーさんを信用していないわけではなく、一生に一度の買い物なので、自分自身が完全に安心するためにプロの目を入れたい」とお伝えいただくとスムーズです。
検査の「目的」と「細かさ」がまったく異なります。
公的検査(中間検査・完了検査): これは「法律(建築基準法)に違反していないか」を確認する最低限のチェックです。壁の傷や、断熱材の隙間といった「施工品質」までは見ません。
メーカーの社内検査: 主に「工程管理(スケジュール通りか)」や「自社基準のクリア」が目的です。しかし、自社の身内によるチェックでは、どうしても「手直しによるコスト増」や「工期の遅れ」を避ける心理が働きがちです。
「安心して住むためのインスペクション」は、しがらみのない第三者立場で、公的検査よりもはるかに細かい項目をチェックします。これは決して無駄な重複ではなく、異なる視点でのダブルチェック(ピアチェック・ピアレビュー)となります。
「住めなくなるような欠陥」は稀ですが、「住み心地を損なう不備」は意外と多いのが現実です。
大手メーカーの場合、家が傾くような致命的な構造欠陥はめったに起きません。 しかし、以下のような不備は、大手メーカーの住宅であっても頻繁に見つかります。
これらは「工場生産」ではなく「現場施工」の部分で起こります。人間が現場で作る以上、うっかりミスはゼロにはなりません。それを引渡し前に見つけて直せるのが、「安心して住むためのインスペクション」の価値です。
当社「ホームインスペクション名古屋」の新築住宅の診断については、下記のページをご覧ください。