
あらためて「住宅診断って本当に必要?」—— 住宅という"特別な商品"だからこそ、第三者の目が必要です
たとえば、新車を買うときに、わざわざ第三者の整備士に点検してもらう人はいませんよね。
では、なぜ住宅には第三者の診断が必要なのでしょうか?
マイホームは人生最大の買い物。だからこそ、「新築なら大丈夫」「大手ハウスメーカーなら安心」と信じたい気持ちは、とてもよくわかります。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。住宅は、車やスマホとは全く違う「特別な商品」なのです。
たとえば、自動車。トヨタのプリウスなら、北海道で買っても沖縄で買っても、同じ工場で同じロボットが組み立てた、ほぼ同じ品質の車が手に入ります。
工場で厳密に管理された環境で、何千台、何万台と同じ製品が作られていくからです。
一方、住宅はどうでしょう。
同じハウスメーカーの同じ商品プランでも、建つ場所、建築時期、天候、そして現場で施工する職人さんによって、一棟一棟が全く違う「世界に一つだけの商品」になります。
雨の日もあれば風の強い日もある。真夏の炎天下もあれば、真冬の凍える朝もある。そんな屋外の現場で、人の手によって一から組み立てられていくのが住宅です。
だからこそ、同じ図面、同じ材料でも、完成する住宅の品質には必ずバラつきが生まれます。これは、どんな優良なハウスメーカーでも避けられない「現場施工品」としての宿命なのです。
さらに、もう一つ知っておいていただきたいことがあります。
それは、住宅業界の「情報の非対称性」です。
売主や施工会社は住宅のプロですが、買主であるあなたは、おそらく住宅購入が初めて、あるいは数回目。
建築の専門知識や、何をチェックすべきかという判断基準を持っている方は、ほとんどいません。この「知識の差」こそが、不安の正体です。
ハウスメーカーの検査も当然行われていますが、それは「自分たちが建てたものを、自分たちでチェックする」という構造です。
悪意があるわけではありません。でも、どんなに優秀な組織でも、自分たちだけのチェックには限界があります。
実は、「第三者によるチェック」は、多くの業界では当たり前のことです。
医療なら、他の医師による診断の確認(セカンドオピニオン)。
航空業界なら、パイロット同士の相互確認。
出版なら、編集者による校閲。
これらは「ピアレビュー」「ピアチェック」と呼ばれ、専門家同士が互いの仕事を確認し合うことで、ミスを防ぎ、品質を高める仕組みです。
建築業界でも、実はこの仕組みはあります。
一定規模以上の建築物(たとえばマンションやビル)には、法律で「構造計算適合性判定」という制度が義務付けられています。
これは、建築主事や指定確認検査機関とは別の、第三者の専門家が構造計算をチェックする仕組みです。
大きな建物には、それだけ厳格な第三者チェックが求められているのです。
ところが、一般的な新築戸建て住宅には、この法的な第三者チェックの仕組みが十分に整っていません。
だからこそ、買主であるあなた自身が、「自分の味方になってくれる第三者の専門家」を選ぶ必要があるのです。
私たちのような第三者の住宅診断士は、あなたの味方として、建物を公平な目で診ます。
特に、見落としをしない診断。
これが、一生に一度の買い物で後悔してほしくないという、私たちホームインスペクション名古屋の想いです。
新築なら、着工段階から住宅診断するのがベストです。
着工後でも、できるだけ早い段階からがベターです。
完成していても、引渡し前なら、ぜひ、私たちの住宅診断をおすすめします。
引き渡しを受けた後では、「どこまでが施工ミスか」を証明するのは、とても難しくなります。
でも、引き渡し前なら、問題を見つけて、きちんと直してもらうことができるからです。
新築だからこそ。大手だからこそ。
それでも、いえ、だからこそ、「あなたの側に立つ専門家」私たちホームインスペクション名古屋が必要なのです。